永い言い訳


人間は強いけど、弱いんだよ
大人になっても、親になっても
きみらの事、抱きしめても足らないくらい大事でも
自分を大事に思ってくれる人を、簡単に手放しちゃいけない
見くびったり貶めちゃいけいない
そうしないと僕みたいになる
僕みたいに、愛していいはずの人が誰もいない人生になる
簡単に離れるわけないと思っていても、離れるときは一瞬だ
だから、ちゃんと大事に握ってて
君たちは、絶対に

幸夫が電車の中で話したことを覚え書き

帰りの電車で思いをノートに書き綴りながら
幸夫は涙を流した
その時、私はやっと泣いてくれたと思って
とても嬉しかった 

人生は、他者だ。

きっと、認められずにいた答えを受け入れられたんだろう

ラストまで目が離せない映画だった



事故直前に映された深津絵里の顔は
神懸かったような美しさだった